川口はまだまだ湘南新宿を諦めてないからね、停まるようになったら浦和新都心大宮の客は大変よ
埼玉県川口市/JR川口駅機能強化の効果検討調査発注準備進む
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埼玉県川口市は、JR東日本が運行する湘南新宿ラインを川口駅に停車させた場合の経済効果などを検証する。「中距離電車停車効果検討調査業務(仮称)」の発注に向け、調査項目を詰めている。発注の方式や時期は今後決定する。履行期間は19年3月までを予定。18年度予算に530万円の費用を計上している。
現在の駅施設は昭和30年代に完成した。ホームは1面2線方式。1日の平均乗降客数が8万4231人(17年度)と大宮、浦和に次ぐ県内第3位の規模にもかかわらず、京浜東北線しか停車していない。京浜東北線は10両編成だが、湘南新宿ラインは15両が基本編成のため、停車させるにはホームの延長や増設など駅の大規模改築が必要になる。
市は16年度に需要予測を中心とする「中距離電車停車調査」(委託先は昭和)を実施。湘南新宿ラインの停車により一定の需要増が見込めるという結果が出た。
交通政策審議会(交政議、国土交通相の諮問機関)が16年春に出した答申「東京圏における今後の都市交通のあり方について」には、JR川口駅のホーム新設が盛り込まれている。答申を受け、17年度には市やJR東日本、国交省、埼玉県、バス事業者らが、川口駅の機能強化に向けた課題を検討する研究会の設置へ向け、準備会を開いている。
市は、本年度の中距離電車停車効果検討調査業務で、前回調査の熟度をさらに高め、今後の要望活動などに活用していく考えだ。