釘・フック・落書・シール等はどの程度許容されるでしょうか？

仲介さんに入居の時確認するのが一番良いでしょう。
契約書の、入居時のクリーニング代や退去時の清算や特約に書かれていることが
多いと思います。

東京都のガイドラインや慣例では、必要な範囲での釘やフックは許容という意見もありますが
必要な範囲はあいまいです。（地震対策なら必須かもしれないが、絵や鏡は難しい）
家主によっては、新築やリフォ−ム後の場合、非常に嫌う場合もあります。

結局は、契約書の内容、地域の習慣、家主の考えにより　個別に異なります。
入居前に確認しておいて、できればメモでも構わないので紙に残すことを
お勧めします。（退去時に担当が変わってもめないため）

賃貸の場合は、やはりピンなどのできるだけ細い傷で住むものの方がよろしいでしょうね。
今は10〜30kgくらいの荷重に耐えるピンフックがありますので、釘よりそちらをお勧めします。

そして退去時ですが、シールに関しては剥がし液できれいにとりましょう。
フック、画びょうなどの跡は、つまようじの尖った先を穴に入れて、つまようじを折ります（結構簡
単に折れてくれます）。
そうして埋めた上からその壁面の色に合わせた色（白のクロスなら修正液が目立ちません）でカバー
すれば、ほとんど傷跡がどこにあったか分からないくらいきれいになりますよ。

>>03
つまようじを使っての補修は、効かなくなった木ネジ穴を付け直す際にも有効な方法です。
しかし、先端に壁面とつまようじに合う接着剤を少し付けておいて、作業をすることをお勧めしま
す。
また、折った部分がギザギザにならないように、多少の手直しをした後にお化粧させる方が良い仕上
がりになります。

＞０４
専門家や慣れている人、自分の持ち物なら良いでしょうけれど
賃貸物件での自前で修理は注意が必要と思います。

下手に直すと、立会いの時に　素人修理部分を取り去る費用を
追加請求された人を知っています。
　基本的には、勝手に修理しないのが賃貸のルールだと思います。
その辺りも含めて入居前なら確認した方が良いと思いますよ。

退去時はクロス張替えは当然あるものと思っていたので、
特に何も考えず、普通に画鋲やネジなど使っていました。
今まで5回、賃貸で過ごしましたが、
一度もそれで苦情を言われたことはないです。

クロスの張替えを覚悟するなら、貸主だって喜んでくれる。
今は、畳表も含め払う必要が無いとされているから、
昔の慣習に従っている貸主と、もめる人が増えている。

そこにどれだけ住むか(住んだか)に因るのではないでしょうか？
うちは、８年住みましたが、壁紙・クッションフロアー・ふすま・網戸
総取替えに成るから、別途修繕費は要らないと、敷金全額返って着ました。
ハウスクリーング代分は私が出しました。

今の行政サイドの考え方の基本は「通常の損耗」ならＯＫということ。
画鋲もリビングの壁にカレンダーを１枚と子どもの絵を２枚貼りました、
という程度なら「通常の損耗」の範囲内でしょう。
しかし、これが、壁一面にポスターを貼って無数の画鋲の穴があります、
となると一般的な生活上の傷とは言えない、となります。

要は、程度の問題ですね。

>>07
＞今は、畳表も含め払う必要が無いとされているから
その通りです。
大家をしていますが、退去時に畳を止めてフローリングに変えています。
畳のままでは入替時にコストが掛かるのと、入居希望者が和室を好まない傾向があって、募集にも不利なようです。