薪ストーブと暑さ対策

こちらの地域はエアコンが要りませんから薪ストーブでもまったく問題ありませんが、夏はエアコン必須の場合ですと、各部屋にエアコンを入れたり、扇風機などでエアコンの風を回すしかないでしょう。
また暖気は階段を伝って上に上がります。
うちは寒冷地帯ですが、ストーブは１階のリビングにしかありません。
２ＳＬＤＫですがそれでも十分冬を越すことが出来ます。

最近では、エアコンを使わない家というのがあるそうです。
エアコンを使わず夏を乗り切る方法として、断熱計画、通風と採光、調湿計画が重要となります。
まずは天井裏の断熱、南北に大きな窓を作る事、夏の日差しが部屋の中に入らないよう庇を付ける事、室内の素材によって湿度を調節することが大切です。
風が通りやすい家という点では、吹き抜けの間取りはとても効果的です。
風を南北に通すだけでなく、天井付近に窓を設け、下から上えと抜ける風の通り道を作る事で家の中を少しでも涼しく快適に過ごすことができます。

このような間取りは薪ストーブで家じゅう温めるには効率よいのですが
電気を使うとなるとかなり非効率になります。
薪ストーブを使う時は解放して、夏、エアコンを使う際は、
カーテンなどを利用して間仕切ると良いかな？
薪ストーブを囲んだ間取りというのは、寒い地方で効率よく家の中を温める間取りとなっていますので
夏暑い地域ではかなり無理があります。
吹き抜けをなしにして、階段から暖気が2階に上がるようにして
夏は階段のドアを閉めてエアコンを使うなどした方が良いのかもしれませんね。

薪ストーブは家じゅうを温めるものと、設置されている部屋だけを温めるものがあります。
吹き抜けをなしにして、ＬＤＫだけを温めるタイプの物にすれば、問題ないかも？
どうしても暖気は上に上がっていくので、吹き抜けでなかったとしても、意外と２階も暖かくなりますよ。
知人の家では部屋だけ温めるタイプの物を使っていますが、２階もぼんやりと温かいです。
ただ、朝は点けてすぐは温かくならないので、結局ファンヒーターも兼用してました。

ログハウスの営業さんが言うには、夏もそれほど暑くはならないそうです。
というのも、家じゅうに木をたくさん使用していますので、木が湿気を吸ったりして調湿をしてくれます。
冬の乾燥を防ぎ、夏には湿気を吸ってくれます。
夏は特に湿気が多いのですが、外に比べ湿気が少なく、カラッとした空気になるので暑くても過ごしやすいそうです。
外よりはひんやりしていて過ごしやすいのだそうです。
でも、２階は暑いそうです。（どこの家も一緒だとは思いますが。。。）

通常の在来工法による建物であれば
冬は薪ストーブで家の中を温かくすることができますが
夏は正直、かなりあついと思われます。
ログハウスの様にほとんど木でできた家であれば
冬は適度な湿度、夏はジメッと感を取り除き
エアコンなしでも快適に過ごすことができます。
木はなるべく自然の状態のまま加工されたものであれば
呼吸という機能を活用することができます。
この機能により、家全体が湿度を調節してくれます。
間取りという問題よりは、家そのものの素材にこだわった方が
よいかと思われます。

知人がログハウスに住んでいます。
知人の家には薪ストーブがありませんが、夏はエアコン１台で過ごしていると言ってました。
２階はやっぱり夏はかなり暑くなりますが、サーキュレーターなどでエアコンの冷気を２階へ送ってあげる事で日中でも家全体がひんやりとしてくるそうです。多分木がたくさん使われているから？？？思うのですが、主さんの間取りで夏も快適に過ごすには、上記の人が言っているように、素材にこだわってみれば、可能かな？
吹き抜け部分に大きなシーリングファンを取り付ければ空気の流れを作る事も簡単になりますのでお勧めです。
電球交換は大変ですが・・・。

なるほど。
間取りの問題ではなく、家の素材にこだわらないといけないのですね。
木を多く使った家なら、夏でも快適に過ごすことができるのですね。
ログハウスなども視野に入れながら検討してみたいと思います。
ありがとうございました。